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ああ、いかにわたしが叫んだとて、いかなる天使が はるかの高みからそれを聞こうぞ? よし天使の列序につらなるひとりが 不意にわたしを抱きしめることがあろうとも、わたしはその より烈しい存在に焼かれてほろびるであろう。なぜなら美は 怖るべきものの始めにほかならぬのだから。 『ドゥイノの悲歌』より/リルケ(手塚富雄 訳) 彼のペンや筆は苦渋の痕を少しもとどめていない。しかし彼の作品の印象を即興的と言っては当らないだろう。それは、即興的であるように見せかけて作られた音楽、前奏曲とか練習曲とか夜想曲とかいったものと、どこかしら似通っている。つまりクレーの絵は音楽と似ているのである。 『芸術の慰め』/ 福永武彦 「色は、私を捉えた。自分のほうから色を捜し求めるまでもない。私にはよくわかる。色は、私を永遠に捉えたのだ。私と色とは一体だ ― 」 (1914年4月16日) 「この世にあって、私の目は非常に遠くまで見える。そして多くの場合、最も美しいものさえも透視する。そこで私は人から、彼には最も美しいものが見えないのだ、としばしば言われるのだ」 (1916年) / 『クレーの日記』より |
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若い頃にはオーケストラのヴァイオリン奏者でもあったクレーの色と形のハーモニーがとても好きです。 画像をクリックすると、拡大画像が見られます。概ね制作年順に掲載しています。
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