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J.S バッハ
イエスよ、私は主の名を呼ぶ
    


1713年から1715年にかけてワイマールで作曲されたと考えられている45曲からなる「オルガン小曲集」の第40曲で、聖変化のためのコラール。他のコラール前奏曲が4声部で書かれているのに対して、この曲だけが3声部で書かれている。その深い祈りの音楽の美しさゆえに、プゾーニとケンプがピアノ用に、またストコフスキーが管弦楽曲用に編曲している。


子供の頃に暗譜したバッハの小曲を頭の中でたどりながら、タオルを使ってすみれの身体の汗を静かに拭った。
「スプートニクの恋人」/村上春樹


プゾーニ編は、最後の部分にケンプ編には無い追加句があり、その他は大きな差はないようです。ケンプ編で練習しましたが、美しい旋律をいかに歌わせるかが難しいところでしょう。 
演奏時間が短い順から並べています。
演奏者 感想
菅野潤
シチリアーノ
(2:27ケンプ編)誠実な演奏。

W. ケンプ
Plays Bach
(2:31ケンプ編)聴いていると心が暖かくなるような演奏です。お手本としました。

D.リパッティ

バッハ小品集
(2:55プゾーニ編)ケンプに比べると、より内面に沈潜しているような感じを受けます。


S.ブーニン

J.S.バッハ アルバム
(2:57ケンプ編)テンポを遅めにして旋律を歌わせています。この人の感性はすばらしいと思います。

M.ペライア

無言歌
(3:07プゾーニ編)ていねいな演奏。このディスクにはバッハと無言歌集からの曲とシューベルトの歌曲をリストが編曲したものが収められていて特にシューベルトが印象的。

A.ブレンデル

(3:31プゾーニ編)旋律の歌わせ方と曲の構成力はこの曲に限らず抜群だと思います。

P.ハーフォード(org)

原曲の演奏です。コラールのような宗教的な曲は、オルガンのほうが表現力の点で優っているかもしれない。このアルバムでは聖歌隊によるコラール合唱とオルガンによるコラールプレリュードが並べて収録されていて、比較できるようになっています。
武久源造 (org)

オルガンによるアリア集
最愛のイエスよ
バッハ、ブクステフーデのコラールを中心にまとめたディスクで、内面的な曲が多く、聴いていると心が落ち着きます。武久さんは1957年の生まれで、1歳のときに失明し、芸大卒業後チェンバロとオルガン奏者として活動しているとのこと。

■参考Web
バッハ ピアノ関連CD
バッハ ピアノ関連書籍
 

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