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(コンゴの内戦の歴史)
1960年:ベルギーから独立
1965年:モブツ軍司令官がクーデターにより大統領となる。
1971年:ザイールと国名を変更
1997年:反モブツのゲリラ闘争に加わっていたカビラ氏が モブツ氏を追放、大統領に就任し、国名をコンゴに戻した。
1998年:腐敗が続いていたが民族対立の深まりで、内戦状態となる。その規模や複雑さから「アフリカの大戦」とも呼ばれる。
1999年:7月に停戦に合意。
2001年:1月16日、大統領が銃撃され、その後死亡。長男のジョセフ・カビラ氏があとを継いだ。
コンゴは日本の6倍以上、アフリカ大陸で3番目に広い国土を持つ。植生が豊かなうえ、世界最大の埋蔵量を誇るコバルトを始め、金、ダイヤモンド、銅、ウランなど、資源も豊富だ。他国へ電力を輸出するほどの発電能力もある。
いまの内戦は周辺6ヶ国によるコンゴの資源争奪戦になっている。しかし、どの国も出費に見合う「回収」はないようで、ルワンダを除く各国は引き際を探りあっているといわれる。停戦の実施を渋っていたカビラ氏の死去で、事態が動きだすことも考えられる。
(2001年1月31日付け 朝日新聞より) |
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